何年続けても、飽きない。
自分達の手でカタチになっていく醍醐味。

粉体機械部製造課
増山 朋来Tomoki Masuyama

粉体機械部製造課
増山 朋来
Tomoki Masuyama

物心ついた時から、手先を使うことが好きだった。

車やバイクいじりなど、手先を使うことが好きで、その延長で漠然と「ものづくり」がしたいと考えていました。ものづくりの中でも、工場のラインなどで淡々と作業を行うより、いろいろな工程があって、自分の手で作り上げていく仕事がしたいと思いました。複数のメーカー系企業の説明会に参加し、特定分野のトップシェアを獲得していて、スケール感のあった、当社を選びました。

私は粉体機械部として、ミキサーの組立てをメインに行っています。ミキサーは1メートルくらいのものから、十数メートルにもなる大きなものまで、大きさも性能もさまざまです。製品ごとに工程や行う内容が違い、大きいものだと組み立てるのに1カ月程かかるものもあります。

企画・設計からカウントすると、年単位の仕事です。最後に仕上げるのは自分達なので、大平洋機工の看板を背負っているという感覚があります。

あとは、月に1回ほど、現地に行ってメンテナンスや修理を行うこともあります。幅広い業務に携われることは、自社で一貫して企画から製造、施工やメンテナンスを行っているメーカーだからこそだと思います。

飽きることはありません。一つの仕事が終わるごとに、毎回達成感があります。

とにかく、人に恵まれた。
がんばりを還元してくれる会社。

入社した当時は全くの未経験で知識もなかったので、「わからないことがわからない」状態でした。先輩に張り付いて補助業務からスタートし、2、3年で少しずつ必要な資格を取っていきました。溶接やガス切断など、手に職系の資格が取得できるのも魅力です。

ただ、残業もほとんどなく定時退社が基本のため、入社して数年間は、他社で自分より稼いでいる友人がうらやましくなったこともあります。でも、先輩に正直にそのことを打ち明けると、「きちんと仕事していれば、還元される会社。今は絶対に辞めない方がいい。」とアドバイスをもらって…。

仕事は好きでしたし、居心地もよかったこともあり、もう少し頑張ってみようと思いました。そして、その言葉通りに少しずつ自分の仕事が認められるようになり、給与でも還元されるようになっていきました。あのとき早まって辞めていたらどうなっていたんだろうと、ちょっと怖くなったりもします。

とにかく、私は周りの人に恵まれました。上司・先輩・同僚が本当に優しい。仕事中はしっかりしていますが、休憩中は冗談を言って、リラックスしています。

趣味が同じ人はお笑いなど趣味の話、共通のネタがない人とも時事ネタなどで、会話に困ることはあまり無いです。

今では後輩を持つ身。教えることで、気づけることがある。

現在、私が所属している部署は9人いて、私はちょうど真ん中くらいのポジションです。3人の後輩の教育係も担当しています。

後輩と接する上で意識しているのは、「後輩目線に立つ」こと。「自分が後輩だったら、こう言われたら嬉しいな。これはイヤだな。」というのをできるだけ考えるようにしています。

分かりやすく教えようと言葉を選んだり、手元をゆっくりと動かすときなど、自分でも意識していなかったことや、手グセなどに気づかされることがあります。人に教えることで、自分の技術や知識が洗練されていくな、と感じます。自分自身のためにもなっているんです。

あと、教える立場になって思ったのですが、入社間もない自分には「教えてもらえることに感謝しよう!」と伝えたいですね。当時は教えてもらうことが当たり前と思っていたり、自分のことで精一杯で先輩の気持ちを考える余裕がなかったのですが、逆の立場に立ってみて、どれだけ先輩が入社当時の自分のことを優先し、工数を割いてくれていたのかがわかりました。

いい意味で、大人な距離感が居心地いい。

今は時勢的にあんまりできていませんが、野球部やフットサル部、テニス部など、いろいろな部活動があって、参加したい人は参加しています。野球部などは昼休みを使って練習しているみたいです。出席率は低いですが私はフットサル部に入っています。

もちろん強制ではなくて、やりたい人がやっている感じです。リアルに一緒に働いている人と仕事以外で接点を持てることは、いろいろなところに居場所を作ることになるので、逆に今の時代に合っているのかな、と思います。所属する組織に関わらず、横軸の関係を作ることができるので。

自分の役割に責任を持って、自主的に楽しむ会社。ひと言でいうと、大平洋機工は、そんな会社です。

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